Blogブログ
2026/5/14
中東情勢による包装資材不足と価格高騰について|段ボール業界の現状を解説
使用する段ボールの1枚当たり重さの計算
※机上の計算と実物では
多少の重さの誤差はございます。
※重さ計算は材質や厚み
製造元ごとの決まった寸法などにより
異なりますので、詳しく知りたい場合はご購入している会社にお問い合わせください。
STEP1
段ボールの平米数(㎡)を計算する
例:W300xD200xH100 の場合
流れ
W300x2=600mm
D(200x2)-3=397mm
糊付け部分 30mm
600+397+30=1027
幅
H100+D200=300
=300
流れ1027x幅300=308100÷1000000(㎡に戻す)
=0.3081㎡(平米数)
STEP2
重さ(g)を計算する
例:平米数0.3081㎡ 材質:表K5/120g/裏 厚みAF の場合
AFの場合(1.6) BFの場合(1.4)
{表K5(180g)+中芯(120g)×1.4+裏K5(180g)}
=528gx0.3081
=163g(重さ)
材質・厚みにより重さが異なりますので
わからないこと・お困りのことがございましたら
お気軽に当社までご相談ください。
■近年、中東情勢や世界的な物流不安の影響により、
さまざまな業界で資材不足や価格高騰が続いています。
段ボール業界でもその影響は少しずつ広がっており、
現在は「段ボールそのもの」よりも、段ボール製造や梱包に必要な“副資材”の供給に大きな影響が出始めています。
今回は、段ボール業界の現状と、包装資材不足による影響について、現場目線でお話しします。
■現在、段ボールケース自体の生産は
大きな停止には至っていません
まず現状として、段ボールケースそのものについては、現在大規模な生産停止などは起こっていません。
ただし、段ボールを製造し、お客様へ納品するまでには、さまざまな副資材が必要になります。
例えば、、、
段ボール製造時に使用する糊
印刷用インク
結束紐
PPバンド
梱包用テープ
緩衝材(プチプチ等)
などです。
これらの資材が現在、世界情勢の影響により不足し始めています。
■特に深刻なのは「包装資材」の不足です
段ボール業者では、段ボールケースだけでなく、包装資材も取り扱っているケースが多くあります。しかし現在、包装資材関係ではさらに深刻な状況が起きています。
特に、、、
プチプチ(緩衝材)
梱包テープ
PPバンド
など、一部メーカーでは出荷停止や供給制限が発生しています。
その影響により、
納期の長期化
急な値上げ
在庫不足
などが現場で起き始めています。
■実際に現在、包装資材によっては
30~40%近い価格上昇が起きています。
特に輸入に関係する商材は、物流コストや原材料価格の影響を受けやすく、仕入れ価格が不安定になっています。
以前は当たり前に仕入れられていた商材でも、
「突然入荷停止になる」
「納期が未定になる」
「数量制限がかかる」
といったケースが増えてきています。
■中国メーカーへの切り替えも進んでいます
こうした状況を受け、業界では中国メーカーなど海外ルートへの切り替えも進んでいます。弊社でも、供給を安定させるために、中国からの仕入れへ切り替えている商材があります。
ただし、海外調達を行ったとしても、世界全体で物流が不安定になっているため、依然として仕入れは簡単ではありません。
そのため、
・必要な資材を早めに確保する
・複数ルートで仕入れる
・在庫を分散する
といった対応が重要になっています。
■包装資材でお困りの方は一度ご相談ください
現在、包装資材や梱包資材について、
「いつも使っている商品が入らない」
「急に値上がりした」
「納期が間に合わない」
というご相談が増えています。
弊社では、中国ルートを含めた資材調達も行っており、
一部在庫が残っている商材もございます。状況によっては代替商品のご提案も可能ですので、包装資材や段ボール資材でお困りの際は、お気軽にご相談ください。
★まとめ|今後は“早めの確保”が重要になります
現時点では、段ボールケースそのものの供給は大きく止まっていません。しかし、段ボール製造や梱包に必要な副資材・包装資材では、すでに供給不安や価格高騰が始まっています。今後さらに状況が変化する可能性もあるため、
資材の早期確保
代替商材の検討
安定供給ルートの確保
が重要になってくると考えられます。
東京包装では、段ボールケースだけでなく、包装資材や梱包資材についてもご相談を承っております。小ロット・代替提案・調達相談なども可能ですので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。
